インテリアコーディネーター 小池 香里さん 2019年度インテリア設計科卒業

インテリアコーディネーター
小池 香里さん
2019年度インテリア設計科卒業

古郡ホーム株式会社
新築事業部 コーディネーター課

Q.インテリアコーディネーターとして働いてみてどうですか?
A.入社後しばらくは先輩の下について仕事の進め方を徐々に覚えました。半年ほど経ち、初めて一人でお客様を担当したときは本当にもうドキドキでしたが、「経験を積んで慣れるしかない」と覚悟を決めて頑張りました。
Q.どのようなお仕事ですか?
A.新築ご計画中のお施主様との打ち合わせ、ヒアリング内容の整理、見積りや図面・資料作成が主な業務です。イメージしていた仕事内容よりもかなり幅広く携わることができ、やりがいを感じています。結構タイトな一週間で、一日があっという間に終わります(笑)
Q.お仕事の流れを聞かせてください。
A.設計契約後、間取りが決まった段階からお客様と打ち合わせを行います。まずは今後の大まかなスケジュールの説明をし、ヒアリングを1時間程度行います。会話を通じて家族構成や将来も含めた生活スタイル、趣味や好み、価値観などを理解し、それぞれのお客様に最適なコーディネート提案ができるよう心がけています。その後は、およそ2か月間、毎週のように内装や設備機器、照明計画などについて細かな打ち合わせを行います。
Q.どんなところに仕事のやりがいを感じますか?
A.実は昨日も担当してきた物件の引き渡しがあり、「いろいろなわがままを嫌な顔ひとつせずに最後まで聞いてくれてありがとう」と、とても喜んでいただきました。「楽しく打ち合わせできました」や「ありがとうございます」など、お客様からの声を直接聞けるのは本当に嬉しいですし、仕事への原動力になります。
Q.仕事をするうえで大切にしていることは?
A.丁寧なヒアリングを心がけ、お客様の細かなご要望まで聞き逃さないようにしています。ご予算の都合でこだわった部分に変更が生じる場合もありますが、お客様に「なるほど!」とご納得していただける代替案が提案できるよう常に考えています。自分一人で調整が難しい場合は、コーディネーターの先輩はもちろん、設計士や現場監督の方々にその都度アドバイスをいただいています。また複数の物件を進行するうえで「段取り」も欠かせません。ヒアリングをもとに優先順位を考え、計画的に仕事を進めています。
Q.インテリアの道を選んだ理由は?
A.もともとお店の内装デザインや部屋のレイアウトを考えること、DIYも大好きだったので、それを活かして人に喜んでもらえる仕事がしたいと思い、インテリアの道に進むことに決めました。群馬県内のインテリアが学べる学校をいくつか見学し、その中でも先生方が本当に話しやすかったフェリカを選びました。
Q.フェリカでの日々はどうでしたか?
A.課題が多く大変でしたが、すべては就職に直結していると言われたことを信じて頑張りました。互いを高め合える仲間の存在も大きかったです。
Q.フェリカで学んで活かされていることは?
A.1年次に建築学(構造・法規・環境工学など)の基礎を一通り学習しましたが、その学びが仕事でとても役に立っています。インテリアコーディネーターに不可欠な建築の知識や技術に加え、インテリアの専門領域までしっかりと学べるフェリカを選んで本当に良かったと実感しています。

(インタビュー:2021年12月)

左:上司の橋本さん 右:小池さん

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