建築エンジニア 竹澤 隆大さん 2020年度建築科卒業

建築エンジニア
竹澤 隆大さん
2020年度建築科卒業

関東建設工業株式会社
本社工事本部 建築部

Q.建築を目指したきっかけは?
A.もともと神社をめぐるのが好きで、中学生の頃は宮大工に憧れがあり、そこから建築に興味を持つようになりました。高校の進路で、建築現場で一から建物を造る現場監督を目指すことを決め、フェリカに入学しました。
Q.フェリカでの日々はどうでしたか?
A.特に設計課題はだいぶ苦戦しました(笑) でも、今思うとあの大変さを経験したおかげで、そこから学ぶこともできたんだと思います。学生時代に描いた図面をみて、今は先生たちが言っていたことも分かるようになりました。 施工図を描いたり、墨出しをしたり、現場見学に行ったり、自分の好きなことが学べて充実した毎日でしたし、建築の仲間もたくさんできました。特に測量や間仕切壁を造ったときに習ったパテ処理の仕方など、必要なスキルを体験しながら学べたことが良かったです。フェリカで学んだことが今の仕事で多く活きています。
Q.現在の会社に入社しようと思ったきっかけは?
A.どうせならスケールの大きい建物を造りたかったので、群馬県でトップクラスのゼネコンに挑戦してみようと思いました。
Q.現在はどのような現場を担当していますか?
A.県内の小学校の現場を担当しています。200人以上の職人さんが働く大きな現場です。主に現場写真を撮ったり、墨出しをしたりしています。現場では、大勢の作業員の前で1日の工程(作業内容や進捗状況)の確認や注意事項などを伝える「朝礼当番」が1週間ごとに回ってきます。最初のうちはとても緊張し、前日の夜に何度も練習していました(笑) また、現場の検査に上司とともに立ち会い、検査の様子をそばで見たり聞いたりしながら勉強をしています。是正箇所は職人さんに伝え、直してもらっています。少しずつですが、一人でできることも増えてきました。
Q.職人さんと接するのはどうですか? 
A.年齢が自分より上の方が多いですが、職人さんには良くしていただいています。現場に出て職人さんと挨拶をするうちに顔を覚えてもらい、声をかけてもらえるようになりました。
Q.仕事をやっていて嬉しいことはありますか?
A.建物が日に日に出来上がっていくのを見るのはとても嬉しいです。工事に携わる人たちとの会話やコミュニケーションをとるのも楽しいです。自分に合っている働き方ですね。
Q.休日の過ごし方は?
A.最近ゴルフを始めました。仕事もプライベートも充実しています。職人さんと上司の方とサッカーをすることもあります!
Q.今後の目標は?
A.実務経験を積んで、いずれは1級建築施工管理技士を取得したいと思っています。

(インタビュー:2021年12月)

職人さんとのコミュニケーション

担当している小学校の現場。まもなく竣工。

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